nextcloudファイルストレージには保存ファイルにタグ付けをしたり、ルールグループを定義して厳密なアクセス制御を実現する仕組みが用意されています。以下の図は「記録A」というタグが付与されたファイルの保存先において6ヶ月を経過した後、自動的に削除をおこなう設定の流れを示しています。

 

 

実際の設定例

以下の例は、動画配信の素材保管用にnextcloudを採用しているところで配信の事前準備として最適化処理を施すマスターファイル(.mp4)を指定のディレクトリに保存し、三日後には自動的に削除する設定を示しています。

図:タグ設定の流れ(クリックすると大きな画像で見れます)

(1)対象ファイル(.mp4)に付与するタグ(encode:不可視属性)を作成します。

(2)対象ファイルを保存するディレクトリにルールを適用するためのタグ(encode_Master:不可視属性)を作成

(3)対象ファイル(.mp4)が指定の保存先に置かれたらタグ付けをするというルールを定義

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(4)対象ファイル(.mp4)の保存先ディレクトリにルールを適用するため、「基本設定」から「ファイルアクセス制限」に移動

図:ファイルアクセス制限の設定(クリックすると大きな画像で見れます)

(5)保存先ディレクトリ(encode_Masterタグが付与されているところ)に対しては、変換対象ファイルの拡張子「.mp4」以外は受付を拒否するというルールを定義

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(6)最後に「ファイルアクセス制限」のページ下部にあるFile retentionにおいて、保存されたファイル(encodeタグが付与された.mp4)を三日後に削除するという設定をおこなう

図:クリックすると大きな画像で見れます